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学校生活

高等部B課程自立活動「身のまわりの触って分かる工夫・点字」

 身の回りには、生活が便利にわかりやすくなる暮らしの工夫がたくさんあります。今回は、その中の「触って分かる工夫」について学習し、実際に商品や校内の施設等を触って、工夫の箇所や点字を探す活動をしました。

 商品の工夫として、シャンプー・ボディーソープの印や牛乳の「切り欠き」は、使うときや買うときに触ってすぐに分かりやすいし、アルコール飲料の「おさけ」の点字表記は、間違っては大変だから確実に表記してあることが分かりました。調味料関係は、ケチャップ、ソース、コンソメ、あぶら、ドレッシングなど、さまざまな点字表記があることを知りました。それ以外では、パックご飯や木工用接着剤、冷却スプレーなどにも点字表記を見つけました。

 また、校内のエレベーターのボタンには、盛り上がった数字と点字の数字、「あけ」「しめ」の点字表記とそれが分かる記号がありました。

 多くの工夫を上手に活用し、生活に役立てたいという感想を持ちました。

 

 

仙台市科学館で学習してきました (小学部A課程秋の遠足③)

事前学習地下鉄の学習の様子も紹介しています。

 11月14日(金)、秋の遠足でHOKUSHU仙台市科学館に行ってきました。科学館では、本物の信号機の触察体験、チャレンジラボで音の鳴るおもちゃの工作に取り組みました。地震体験装置「グラリくん」や香水作り、声が変わる機械など、科学を使ったさまざまなコーナーを楽しみ、科学への興味を深めることができました。

自分の声が高くなって返ってきます

 

紙コップにつけた糸をぬらしたキッチンペーパーでこすると、面白い音が。

 

マンモスの足の骨、大きい!

駅での援助依頼体験(小学部A課程秋の遠足②)

 事前学習の様子はこちらの記事で紹介しています。

 小学部A課程の秋の遠足では、地下鉄を利用して台原駅から旭ヶ丘駅まで行きました。身体障害者手帳を利用する児童は、手帳を提示して切符を受け取り乗車しました。下車後、のりこし精算機を使って運賃を支払います。今回は、実際に乗ったときのことを想定して、「よびだしボタン」を押し、駅員さんに援助を依頼する体験をしました。「運賃の支払い方を教えて下さい」と伝えると、切符の挿入口、硬貨の投入口などに手を導いてくださり、丁寧に教えていただけました。今後、困ったときにはこのボタンを押せばいいということがわかり、児童も今後の生活に生かそうと思えた体験となりました。

 

 

秋の遠足③へ続く

交通模型を借用した指導(小学部A課程秋の遠足①)

 小学部A課程では、秋の遠足で地下鉄の学習を行いました。
 事前学習では、仙台市交通局都市整備課より、券売機・改札機・バスの運賃箱の模型をお借りし、それぞれの形状や仕組みについて学びました。

 この模型は、なんと職員の方の手作り!精巧に再現されており、切符を入れると出てくる仕組みまで再現されています。この模型は他の学部や寄宿舎でも活用されました。普段はじっくり触ったり見たりすることができないので、とても貴重な体験となりました。

 

 

秋の遠足②へ続く

令和7年度 宮盲祭

 10月31日(金)・11月1日(土)、「ありがとう仮校舎 未来への2days」をテーマに、宮盲祭が開催されました。実行委員による工夫を凝らしたステージ進行や企画、各学部・同好会による学習の成果を発表するステージ発表、さらに展示だけでなく体験も楽しめる展示発表など、本校の特色を存分に感じられる内容となりました。仮校舎での生活も残りわずかとなり、文化祭を終えた今、新たな生活への期待が高まっています。

 

 

  

点字ブロック啓発活動

点字ブロック啓発活動を行いました!

 10月22日(水)、本校とPTAの共催で「点字ブロック啓発活動」を実施しました。今年で12回目となる活動です。当日は中学部・高等部普通科の生徒10名をはじめ、PTAや教職員、関係団体の方々など、多くの方が参加しました。

 生徒たちは、自分たちで作成したメッセージカード入りのポケットティッシュを配りながら、「点字ブロックをふさがないでください」「点字ブロックは大切な道です」と呼び掛けを行いました。最初は少し緊張していた生徒たちも、次第に笑顔で活動する姿が見られました。活動後には、「受け取ってもらえてうれしかった」、「達成感があった」、「活動を通して理解が広まるとうれしい」といった感想も聞かれ、充実した時間となりました。

これからもこの活動を続け、点字ブロックへの理解と啓発の輪を広げていきたいと思います。御協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

理療科説明会

10月17日の午後に、本校高等部普通科の生徒を対象とした理療科説明会を開催しました。参加したのは、普通科の生徒3名と保護者の合計4名でした。

前半は、理療科における教科の実態や国家試験、就職先などのお話と卒業生からのビデオメッセージがあり、後半は、実際に理療科の授業を参観しました。

理療科の説明や授業の参観を通じて、生徒から鍼施術についての質問が飛び出すなど理療科の理解が深まるととともに、興味を持って参加している様子が見られました。

 

 

学校公開

10月22日(水)、「学校公開」が開催され、37名の一般の方々にお越しいただきました。

令和4年の春から約4年間お世話になった仮設校舎の中をお客様に見ていただく機会もこれで最後です。幼児児童生徒の学習している様子を通覧し、併設している寄宿舎の中も見学していただきました。「目が見えないことは大変で、普通に生活できずにいると思っていたけれど、とても楽しそうに学んでいた。」、「校舎には、分かりやすいようにテープを貼ったり、ランドマークを用いたたくさんの工夫がされたりしていた。」という感想をいただきました。

また、スライドを用いて学校紹介や視覚障害の説明を行ったり、アイマスクや弱視レンズを着けて視覚障害体験を行ったりしました。そして、「じっくり触って観察することの重要性を知った」、「声掛け(音声での説明)の大切さが分かった」との感想をいただきました。

 

 

幼稚部 いもほり遠足 宮城県農業高等学校

10月3日(金)、宮城県農業高等学校にいもほり遠足に行きました。この日に向け、幼稚部では、サツマイモが出てくる絵本を読んだり、ひもの先にイモをつけたロープをみんなで引っ張ってみたり、プランターで育てたイモを掘ってみたりし、期待を膨らませてきました。当日は、青空の下、広い畑の一角をお借りし、土に触れ、手を真っ黒にしながら全身でいもほりを楽しみました。宮城県農業高等学校の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 

 

小学部B課程 秋の遠足 仙台市科学館

10月1日、B課程の秋の遠足はみんなでバスに乗って、仙台市科学館に行きました。科学館では、乗り物の乗車体験、展示品を触ったり、音を聴いたりなどの科学実験を楽しみました。その後は、みんなで美味しいお弁当を食べ、お土産を買いました。「体験が楽しかったです。」「お弁当が美味しかったです。」などの感想があり、たくさんの思い出を作ることができました。