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学校生活

視覚障害教育講演会・相談会

7月19日(土)、本校会議室にて、「視覚障害教育講演会・相談会」が開催されました。

講師にあさひがおか眼科院長の陳 進志 氏をお招きして、「ロービジョンケアについて~今更聞けない あんなこと こんなこと~」というテーマでお話しいただきました。会場からの多くの質問にお答えいただき、「本当に、今さら聞けないことを聞けて良かった。」との感想が寄せられました。

また、視覚補助具や生活に便利な機器等の展示も行い、実際に手に取ったり説明を受けたりして会場は大盛り上がりでした。

 

補助具説明会

7月11日(金)、本校会議室にて、在校生、職員、保護者対象の視覚補助具説明会が開催されました。遮光眼鏡等の東海光学とルーペ類のエッシェンバッハ光学ジャパン、地元の視覚補助具を扱う企業トラストメディカル、本校お隣の宮城県視覚障害者情報センター、そして東北大学病院眼科の視能訓練士と外部からたくさんの方にお越しいただきました。定番の補助具から最新のアイテムまで展示され、それぞれのブースで丁寧に説明していただきました。生徒らは、手に取って様々な補助具を試すことができました。

 

 

 

 

 

第2回乳幼児教室ゆうゆう広場

7月9日(水)、未就学児とその保護者さん対象の『ゆうゆう広場』が開催されました。

年間で8回設定している『ゆうゆう広場』ですが、見えない・見えにくいお子さんたちは、

先生方と手遊び・歌遊び・読み聞かせ等の活動を楽しみました。一方、保護者の方々は、宮城教育大学准教授三科聡子先生と『視覚障害のある子どもとの関わり方』について情報交換を行いました。次回、『第3回ゆうゆう広場』は、9月11日(木)です。保護者活動は、本校お隣の宮城県視覚障害者情報センターの見学を予定しています。

 

 

 

R7年度 小学部・幼稚部 げんきっこ運動会

6月26日、げんきっこ運動会が行われ、さまざまな競技を通して日頃の学習の成果を発揮しました。小学部の表現「よっちょれよっちょれよっちょれやー!」では、鳴子を手に、よさこいの踊りを披露しました。始めは振りを覚えることに必死でしたが、練習を重ねるごとにリズムに乗って踊ることを楽しむ様子が見られました。最後の「どっこいしょー!」の動きがバッチリ決まり、観客のみなさんから大きな拍手が起こりました。幼稚部の 「はしれ、もこもこ」では、一生懸命ゴールに向かって走った後、音楽に合わせて踊りました。腰を振る様子がとてもかわいらしかったです。幼児、児童がそれぞれの力を存分に発揮することのできた運動会となりました。

最後は全員でマイムマイム

 

よさこいの衣装と鳴子 親指の位置にシールが貼ってあります

寄宿舎 生活向上講座特別版「歯磨き指導」

6月24日、本校養護教諭が普通科生を対象とした歯磨き指導を行いました。自分の口腔状況を知り、歯磨きの必要性について学びました。また、歯の模型を使い、歯ブラシの当て方や動かし方などのレクチャーを受けた後、実際に歯磨きをしている場面でも個別に指導してもらいました。今回学んだことを生かして、丁寧な歯磨きを継続し歯と口腔の健康を守ってほしいと思います。

 

 

 

文部科学省季刊誌表紙掲載

文部科学省の季刊誌「特別支援教育No.98 夏号」(東洋館出版社)の表紙に、本校中学部3年生鈴木琉斗さんの作品が掲載されました。

作品名「頭像」【本人の感想】自分の顔を触りながら、耳や鼻、目の位置を確認して製作しました。あごの部分で盛り上がり方や形を忠実に再現して作るのに苦労しました。また、より自分の顔に近づくようにダイナミックに作成しました。

 

東洋館出版社ホームページよりお申込みいただけます。https://www.toyokan.co.jp/pages/subscribe

 


 

関係機関・企業対象学校見学会

6月4日(水)と6月6日(金)の2回、関係機関や企業の方々を対象にした学校見学会を実施しました。医療・福祉・労働・教育・行政の各方面から合わせて約50名の方々が来校されました。学校紹介や視覚障害理解の説明の後、校内や寄宿舎を通覧していただきました。その後、全盲・弱視体験を行い、見えない・見えにくい状態でも、工夫して手がかりを作れば、動いたり理解できたりすることを実感していただくことができました。

 

視覚障害体験の様子

 

小学部4年 松森工場、資源化センター見学

6月4日、松森工場と資源化センターの見学に行ってきました。松森工場では、燃えるゴミがどのように処理されるかを見学し、詳しく説明していただきました。燃やされた後に生じた有害物質の取り除き方や、埋め立て処分場の将来についてなど、授業で生じていた疑問を、職員の方の説明で解決することができました。資源化センターでは、ペットボトルが潰されたもののかたまりを触り、重さを感じた後、それを運ぶフォークリフトや回収車を詳しく触察させていただきました。多くの方の力でゴミを処理したり再利用したりしていることに気づき、わたしたち自身のゴミの分別の重要性に気づくことができました。見え方に応じた多くの配慮をいただき、大変学びの多い校外学習となりました。

 

小学部 松島自然の家 宿泊学習

5月28日~29日、松島自然の家に宿泊学習に行ってきました。1日目は月浜を散策し、波を手や足で感じた後、貝や流木を拾いました。夜のボンファイヤ―では、火をかこんで親睦を深めました。2日目は前日に拾った貝と流木を使って飾り作りをし、思い思いの作品を作りました。昼食は、ふわふわピザ作り。材料を混ぜたりトッピングをしたりし、ダッチオーブンで焼きました。自分たちで作り、外で食べるピザはとてもおいしく、皆満足しました。波の音やさわりごこち、火の音と熱、大自然の空気をめいっぱい感じ、友達や先生と協力して活動に取り組むことができました。

 

R7年度 全校運動会

5月23日、体育館で全校運動会が行われました。各学部を4つに分けた縦割りのチームで、優勝カップの獲得を目指し熱い戦いが繰り広げられました。紙ちぎり競争では、1人1枚紙を順番にちぎり、その速さと長さを競います。隣の人の声を聞いて素早くちぎったり、短くならないように気をつけたり…ただ紙をちぎるだけとは思えない緊張感のある競技でした。綱引きでは「オーエス」と声を掛け、懸命に力を出し切り、ロープ走では、選手の頑張りに「がんばれー!」「もう少し!」など会場中から声援が沸き起こりました。最後は保護者の方も参加してのジェンガです。「前、後ろ、前前前!」と声と動きを合わせて全員で一つの列で踊ることができました。全校の団結力が高まった運動会となりました。

 

小学部・高等部「おりがみプロジェクト」

5月15日、高等部の2名が、小学部児童におりがみの作り方を教えにきてくれました。廊下に掲示されているおりがみのクローバーがすてきだと思っていた小学部のみんなは、大喜び。小学生にわかりやすいように言葉を工夫して考えたり、触ってわかるように手本を触らせてくれたりしました。先輩の優しさに触れ、これからも交流を続けたいと思った児童たちでした。先輩方、ありがとうございました!

 

 

 

令和7年度 小学部 学部集会「手遊びゲームを友達としよう!」

小学部では月に1度、学部集会を行っています。担当の学年や学級などで発表をしたり、担当の先生が考えた活動にみんなで取り組んだりして、親睦を深めています。5月の発表は、5年1組で、「ビリーブ」「すてきな一歩」を歌いました。新学年を迎えてがんばろうという気持ちが伝わる軽やかな歌声でした。手遊びゲームでは、ペアを作り、さまざまなお友達と「ダンゴムシ」「こすれこすれ」「あたまかたひざポン」「一本橋こちょこちょ」をお互いに触れ合いながら楽しみました。「つんつん」や「こちょこちょ」をし合い、笑い声があちこちから聞こえる、楽しい学部集会となりました。

 

 

 

令和7年度 小学部 春の遠足

5月2日、上杉杜の公園へ春の遠足に行きました。植物の匂いや音から季節を感じたり、遊具で遊んだりして楽しみました。小学部全体での活動は新転入生を迎える会以来で、普段かかわることの少ない友達や先生と交流することも活動のめあてとして設定しました。改めて自己紹介をし合ったり、握手をしたりして、仲良くなることができました。共通の趣味がわかって意気投合し、「来て良かった!」という声も聞かれました。最後は全員で輪になり「かごめかごめ」を楽しみました。これからも小学部でさまざまな活動を一緒に楽しんでいきましょう!

 

 

 

令和7年度 はく製触察会

4月26日(土)のPTA総会にあわせて、はく製触察会を開催しました。地域のライオンズクラブの皆様のご協力とご支援のもと、今回で2回目の開催となります。メイン展示となるジャイアントパンダをはじめ、仙台市科学館からお借りしたもの、本校所有のものを含めて、全部で30体ほどのはく製を展示しました。幼児・児童・生徒が保護者、教職員と共にはく製を触察し、大いに盛り上がった時間となりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

小・中・高 新任式・始業式

小・中・高・専 新任式・始業式

4月8日に令和7年度の新任式・始業式が行われました。新任式では新しく来られた先生が一人一人自己紹介をしました。その後行われた始業式では、校長先生からの話を聞いたり、クラス担任の先生の発表などがありました。

2週間ぶりに登校した児童生徒たちですが、友人・先生との会話を楽しんだり、新しい先生と交流したりしていました。令和7年度がスタートです。

 

 

令和7年度 入学式

4月8日に小学部・中学部・高等部・専攻科の入学式が行われました。教職員一同、入学をお祝いする気持ちで10名の児童生徒を迎えました。これから学校生活が始まりますが、一人ひとりの学びが実り多いものとなるよう願い、支援をしていきます。

小学部 クラブ集会「落語を楽しもう」

 2月19日、クラブ集会に東北大学落語研究部の「市亭坊ぃ(してぃ ぼうい)」さん、「富士鷹亭茄子(ふじたかてい なすび)」さんをお招きして、落語の公演を楽しみました。前座として、6年生の児童が「アンモニア亭塩酸」という芸名で「初天神」を披露し、たくさんのお客様が大笑いすると共に、巧みな声色の使い分けに感心していました。学生のお二方には「寿限無」「まんじゅうこわい」をご披露いただきました。児童たちは生の落語の声に感動し、話の内容にお腹を抱えて大笑いしました。落語に使う道具や高座も触察し、落語により興味を持ち、より好きになることができました。

 

 

 

小学部 ラジオ体操コンクール出張授業

 2月18日(火)に、ラジオ体操講師の鈴木大輔先生はじめ関係者を招いて、ラジオ体操を学ぶ授業が行われました。これは、小学部で取り組み応募した「全国小学校ラジオ体操コンクール」で「取組部門・ルーキー賞」を受賞したことで、その表彰式と出張授業が叶ったものです。様々な器具を使っての運動や専門的な視点からの分かりやすい声掛けなどを受け、一気にコツをつかんだ様子の子どもたちでした。主催のかんぽ生命保険キャラクターのかんぽくん・ゆめちゃん、ラジオ体操応援ポケモンのルカリオたちとの交流も楽しい、思い出に残るひとときとなりました。

 

 

小学部 冬山を楽しむ会

 2月14日、泉ヶ岳スプリングバレースキー場でスキーやそり滑り、雪遊びを楽しんで来ました。そり遊びでは、そりの進みの勢いや、滑った後に雪上にごろんと転がることを楽しみました。スキーでは、スキー板を「ハの字」にして止まること、左右に移動することを練習しました。スノーエスカレーターを使って何度も登り、たくさん滑ることができました。雪遊びでは、雪玉を作って友達や先生をめがけて投げたり、「キャー」という声を上げながら逃げたりして楽しみました。初めて行ったスキー場でしたが、昼食もおいしく、大満足の1日となりました。

 

 

 

令和6年度「幼稚部 餅つき会」

 幼稚部では毎月、いろいろな季節の行事を楽しんでいます。1月10日は「餅つき会」をしました。みんなお餅を食べるのは初めてです。まずは、蒸したつぶつぶの餅米をビニールに入れ、指でつぶしたり、手でたたいたりして、だんだんお餅になっていく様子を体感しました。そして、今ではあまり触ることの少ない杵と臼で、「餅つきぺったんこ」の歌を歌いながら順番に餅つきをしました。つきたてのお餅を小さく小さくちぎり、あんこ、みたらし、きなこの味をつけていただきました。自分たちでついた初めてのお餅の味は格別だったようです。たくさん食べて大満足の「餅つき会」でした。