寮歌

作詞:小椋 末治
作曲:遊佐 幸章

1,
春や 弥生のあけぼのに
光を求め つどいきて
あらたに生くる 子等皆を
みちのく宮城の 学園に
たたえて迎えん 六星寮
2,
永遠に尽きせぬ 広瀬川
清き流れを 鏡とし
緑かわらぬ 青葉山
雄々しき姿仰ぎつつ
誉れいやます 六星寮
3,
萩の花咲く 宮城野に
心をあわせ 手をとりて
青い小鳥を 求めつつ
強く明るく いくとせを
屈せず学ぶ 六星寮
4,
木枯らしすさぶ 窓の辺に
いろりをかこみ 睦まじく
高き希望を 火ともやし
輝くゆくて 語りあう
歓喜あふれる 六星寮

 

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 この寮歌は昭和29年の7月に舎生会で募集をし、専攻科理寮科の舎生だった小椋さんの作品が選ばれました。
 小椋さんの話では、当時の舎生活をいかに明るく、楽しく過ごしたらいいか考え、そして後輩に大きな夢をもってもらえるようにとの思いから、四季を通して1番から4番までの歌詞をつくったそうです。この歌詞に音楽の遊佐先生が曲をつけ、昭和29年9月26日に寮歌ときまりました。