教育目標・経営方針
  1 教育目標

 

 ヘレン・ケラー女史が,本校に餞(はなむけ)として残してくれた「英知・忍耐」という言葉を信条として,視覚等の障害を克服し調和のとれた人格の形成に努め,社会の一員として自主的・積極的に生きる人間を育成する。

 

  2 目指す児童生徒

 

 自らを大切にし,すこやかに生きる児童生徒
 目標に向けて,すすんで努力する児童生徒
 互いを思いやり,ゆたかな心をもつ児童生徒

 

  3 経営方針

 

(1)宮城県学校教育方針のもと,県内唯一の視覚障害教育校として,視覚障害教育の専門性を維持・継承すると継承

   すると共に,時代の要請に応える教育を推進する。

(2)視覚障害の状態や個の教育的ニーズに応じて,教育課程毎に専門性の高い,魅力ある教育活動を展開する。

(3)関係機関等との連携のもと,視覚障害教育の専門機関として各種支援と啓発に努める。

 

  4 重点目標とアクションプラン

 

(1)本校で制定した新型コロナウイルス感染拡大防止方針に則りながら,児童生徒が安心で安全に学校生活を送れる
   教育活動を推進する。

  • 学力の保障を進めるため,個別の指導計画,個別の支援計画を見直し,教育活動の精選と集中を行う。
  • 感染リスクへの対策を行いながら,豊かな心や創造性の涵養を図る教育活動を推進する。
  • 児童生徒に対する感染症に関する理解を深める活動を通して,感染リスクから身を守るための正しい知識理解を進める。

(2)個々の児童生徒の資質に応じた質の高い指導と支援を行うために,視覚障害教育の専門性を高める。

  • 職員それぞれの必要性に応じた専門性を高めるために,新転任者向けの入門研修,教科や学部の特性に応じた基本研修等の校内研修を実施する。
  • 長期にわたる感染症対策の必要性を鑑みて,臨時休業中の教育活動について検証を進め,視覚に障害を有する児童生徒に対する遠隔からの指導等の新たな教育活動の形態を研究する。
  • 時代に応じ,広く社会に開かれた視覚障害教育課程とするために,他県の視覚支援学校の情報や普通小・中・高等学校の教育課程編成情報等を収集し,柔軟な改訂作業を進める。
  • 児童生徒の一貫した教育支援に努めるために,個々の眼疾患や見え方を的確に理解する情報共有会を年度当初に実施する。その上で,視覚障害等の状況に応じた合理的な配慮を設定し,教職員,児童生徒,保護者等との合意形成を進める。

(3)自ら努力しやり抜く児童生徒,共に協力して活動する児童生徒の育成に努める。

  • 自ら目標を持ち,課題の解決に進んで取り組み努力する児童生徒の育成するために,「志教育」を意識した教育活動や,児童生徒の心に沿った相談活動を行う。
  • 児童生徒のコミュニケーション能力や社会性を育成するために,地域や他校とのオンラインによる交流活動や手紙等の文章による意思疎通などを積極的に展開する。

(4)一人一人の豊かな人生を目指した進路希望の実現に努める。

  • 生徒の進路実現を支えるために,細やかな指導体制を整えるとともに,上級学校や事業所,行政窓口等との連携を積極的に行う。
  • 確かな力と豊かな人間性を備えた理療師の育成をめざすために,「あはき国家試験」(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師 国家試験)に向けた支援・指導の充実を図るとともに,就労者や公共性の高い活動を進めている先人等の情報を提供する。

(5)視覚障害教育専門機関としての支援活動,啓発活動の充実に努める。

  • 広く県内に本校教育と支援活動を周知するために,視覚障害教育の教育相談及び支援活動を着実に実施するとともに,事業所等の関係機関や医療機関に情報提供等広報活動を行う。
  • 幼稚部開設における教育活動の充実のために,他県における先行事例を収集し,早期教育相談の実践の積み重ねからニーズに応じた教育的支援の整理を行う。