学校生活

学校生活

理療科説明会

10月17日の午後に、本校高等部普通科の生徒を対象とした理療科説明会を開催しました。参加したのは、普通科の生徒3名と保護者の合計4名でした。

前半は、理療科における教科の実態や国家試験、就職先などのお話と卒業生からのビデオメッセージがあり、後半は、実際に理療科の授業を参観しました。

理療科の説明や授業の参観を通じて、生徒から鍼施術についての質問が飛び出すなど理療科の理解が深まるととともに、興味を持って参加している様子が見られました。

 

 

学校公開

10月22日(水)、「学校公開」が開催され、37名の一般の方々にお越しいただきました。

令和4年の春から約4年間お世話になった仮設校舎の中をお客様に見ていただく機会もこれで最後です。幼児児童生徒の学習している様子を通覧し、併設している寄宿舎の中も見学していただきました。「目が見えないことは大変で、普通に生活できずにいると思っていたけれど、とても楽しそうに学んでいた。」、「校舎には、分かりやすいようにテープを貼ったり、ランドマークを用いたたくさんの工夫がされたりしていた。」という感想をいただきました。

また、スライドを用いて学校紹介や視覚障害の説明を行ったり、アイマスクや弱視レンズを着けて視覚障害体験を行ったりしました。そして、「じっくり触って観察することの重要性を知った」、「声掛け(音声での説明)の大切さが分かった」との感想をいただきました。

 

 

幼稚部 いもほり遠足 宮城県農業高等学校

10月3日(金)、宮城県農業高等学校にいもほり遠足に行きました。この日に向け、幼稚部では、サツマイモが出てくる絵本を読んだり、ひもの先にイモをつけたロープをみんなで引っ張ってみたり、プランターで育てたイモを掘ってみたりし、期待を膨らませてきました。当日は、青空の下、広い畑の一角をお借りし、土に触れ、手を真っ黒にしながら全身でいもほりを楽しみました。宮城県農業高等学校の皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 

 

小学部B課程 秋の遠足 仙台市科学館

10月1日、B課程の秋の遠足はみんなでバスに乗って、仙台市科学館に行きました。科学館では、乗り物の乗車体験、展示品を触ったり、音を聴いたりなどの科学実験を楽しみました。その後は、みんなで美味しいお弁当を食べ、お土産を買いました。「体験が楽しかったです。」「お弁当が美味しかったです。」などの感想があり、たくさんの思い出を作ることができました。

 

 

 

弱視学級等交流会

 9月27日(土)、本校体育館にて、「弱視学級等交流会」が開催されました。県内の視覚に障害のある小中学生9名が集い、視覚障害者スポーツであるゴールボールを楽しみました。

 ゴールボールは、パラリンピック種目にもなっており、3人対3人で向かい合い、ボールを転がし合って、相手に止められないように相手の後ろのゴールをねらう競技です。

 今回は、方法やルールを少し変えて、初めての人も簡単に安全に楽しくできるようにして行いました。体を動かすことの楽しさを分かち合い、仲間たちとの絆を深める機会となりました。

チームに分かれて作戦会議をしている様子

 

試合前の実践練習の様子

 

ホワイトボード上のマグネットを使って、コートの中の選手の位置や動きの説明を受けている様子

 

いざ実践!攻める人は「いきます!」守りの人は「はい!」と大きな声で言います

R7年度 視覚障害乳幼児保護者情報交換会

9月6日(土)、本校会場で「視覚障害乳幼児保護者情報交換会」が行われました。講師に宮城教育大学名誉教授の猪平眞理先生をお迎えしました。今回は、お子さんを育てるにあたって他の保護者の方と共有したいことや、悩み事を無記名で付箋に書き、それらについて猪平眞理先生にお答えいただくという形で進行しました。猪平先生のお言葉の中で「幼児期は感情が育つ時期です。スキンシップを大切にしながら、お子さんが喜ぶことを一緒に体験してください。小さいうちはどんなに時間がかかっても良いのです。」とのお言葉をいただきました。保護者の方からは「就学に向け、ついつい親が焦ってしまっていたなぁと思いました。まずは本人の成長を一緒に喜んで過ごしていきたいなと思います。」「皆さんの悩みを聞いて、『うちも同じ!』と思うことも多くありました。」とのご感想をいただきました。

 

 

 

北六番丁小学校4年生 学校見学

9月5日と8日の2日間にかけて、北六番丁小学校4年生が本校を見学に来ました。総合的な学習の時間で、「みんなが暮らしやすい社会」をテーマに学習しており、交流学習をしている本校にも学びに来ました。視覚補助具の体験や、小学部の児童たちの学ぶ様子を見て、さまざまな工夫に気づいていました。使う道具は違っても、学ぶ内容などは自分たちと同じだということを学び取ることができていました。今回の見学をきっかけに、今後の交流がさらに深まることを楽しみにしています。

 

 

 

視覚障害教育講演会・相談会

7月19日(土)、本校会議室にて、「視覚障害教育講演会・相談会」が開催されました。

講師にあさひがおか眼科院長の陳 進志 氏をお招きして、「ロービジョンケアについて~今更聞けない あんなこと こんなこと~」というテーマでお話しいただきました。会場からの多くの質問にお答えいただき、「本当に、今さら聞けないことを聞けて良かった。」との感想が寄せられました。

また、視覚補助具や生活に便利な機器等の展示も行い、実際に手に取ったり説明を受けたりして会場は大盛り上がりでした。

 

補助具説明会

7月11日(金)、本校会議室にて、在校生、職員、保護者対象の視覚補助具説明会が開催されました。遮光眼鏡等の東海光学とルーペ類のエッシェンバッハ光学ジャパン、地元の視覚補助具を扱う企業トラストメディカル、本校お隣の宮城県視覚障害者情報センター、そして東北大学病院眼科の視能訓練士と外部からたくさんの方にお越しいただきました。定番の補助具から最新のアイテムまで展示され、それぞれのブースで丁寧に説明していただきました。生徒らは、手に取って様々な補助具を試すことができました。

 

 

 

 

 

第2回乳幼児教室ゆうゆう広場

7月9日(水)、未就学児とその保護者さん対象の『ゆうゆう広場』が開催されました。

年間で8回設定している『ゆうゆう広場』ですが、見えない・見えにくいお子さんたちは、

先生方と手遊び・歌遊び・読み聞かせ等の活動を楽しみました。一方、保護者の方々は、宮城教育大学准教授三科聡子先生と『視覚障害のある子どもとの関わり方』について情報交換を行いました。次回、『第3回ゆうゆう広場』は、9月11日(木)です。保護者活動は、本校お隣の宮城県視覚障害者情報センターの見学を予定しています。