学校生活

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小学部 クラブ集会「落語を楽しもう」

 2月19日、クラブ集会に東北大学落語研究部の「市亭坊ぃ(してぃ ぼうい)」さん、「富士鷹亭茄子(ふじたかてい なすび)」さんをお招きして、落語の公演を楽しみました。前座として、6年生の児童が「アンモニア亭塩酸」という芸名で「初天神」を披露し、たくさんのお客様が大笑いすると共に、巧みな声色の使い分けに感心していました。学生のお二方には「寿限無」「まんじゅうこわい」をご披露いただきました。児童たちは生の落語の声に感動し、話の内容にお腹を抱えて大笑いしました。落語に使う道具や高座も触察し、落語により興味を持ち、より好きになることができました。

 

 

 

小学部 ラジオ体操コンクール出張授業

 2月18日(火)に、ラジオ体操講師の鈴木大輔先生はじめ関係者を招いて、ラジオ体操を学ぶ授業が行われました。これは、小学部で取り組み応募した「全国小学校ラジオ体操コンクール」で「取組部門・ルーキー賞」を受賞したことで、その表彰式と出張授業が叶ったものです。様々な器具を使っての運動や専門的な視点からの分かりやすい声掛けなどを受け、一気にコツをつかんだ様子の子どもたちでした。主催のかんぽ生命保険キャラクターのかんぽくん・ゆめちゃん、ラジオ体操応援ポケモンのルカリオたちとの交流も楽しい、思い出に残るひとときとなりました。

 

 

小学部 冬山を楽しむ会

 2月14日、泉ヶ岳スプリングバレースキー場でスキーやそり滑り、雪遊びを楽しんで来ました。そり遊びでは、そりの進みの勢いや、滑った後に雪上にごろんと転がることを楽しみました。スキーでは、スキー板を「ハの字」にして止まること、左右に移動することを練習しました。スノーエスカレーターを使って何度も登り、たくさん滑ることができました。雪遊びでは、雪玉を作って友達や先生をめがけて投げたり、「キャー」という声を上げながら逃げたりして楽しみました。初めて行ったスキー場でしたが、昼食もおいしく、大満足の1日となりました。

 

 

 

令和6年度「幼稚部 餅つき会」

 幼稚部では毎月、いろいろな季節の行事を楽しんでいます。1月10日は「餅つき会」をしました。みんなお餅を食べるのは初めてです。まずは、蒸したつぶつぶの餅米をビニールに入れ、指でつぶしたり、手でたたいたりして、だんだんお餅になっていく様子を体感しました。そして、今ではあまり触ることの少ない杵と臼で、「餅つきぺったんこ」の歌を歌いながら順番に餅つきをしました。つきたてのお餅を小さく小さくちぎり、あんこ、みたらし、きなこの味をつけていただきました。自分たちでついた初めてのお餅の味は格別だったようです。たくさん食べて大満足の「餅つき会」でした。

 

令和6年度「高等部専攻科 臨床体験発表会」

 12月18日(水)午後に、本校会議室で本年度の理療科臨床体験発表会が行われました。今回は専攻科理療科3年生が、今年度の臨床実習で担当した患者様の症例報告をしました。発表会に参加した1・2年生は、発表者の話に熱心に耳を傾け、今後の臨床実習に向けて良い刺激を受けていたようです。

 ご協力いただいた患者様に感謝申し上げます。

 

令和6年度「義眼に関する研修会」

 (株)カジヤマプロテーゼの梶山さんと澁谷さんに来校していただき、視覚障害乳幼児の保護者対象と職員対象の2本立てで義眼に関する研修会を実施しました。

 義眼を作るための手続きや、装用例、装用方法について写真や動画、実物を提示していただきながら説明をしてくださいました。

 保護者からは実際の装用について、これから装用することについての質問があり、丁寧に答えていただきました。職員からは、装用している児童生徒に関する質問がありました。実際の義眼を見て触らせていただくことで、義眼の質感やさまざまな形状・色彩の義眼があることなどを知ることができました。

 

令和6年度「幼稚部保護者勉強会」

 「幼稚部保護者勉強会」を実施しました。今回の内容はアイマスクをしての「全盲体験」。おもちゃやご飯があることを知らせる場面で、手を取る(導かれる)ことや物を提示する(「こんなのがあるよ」)時の「怖い・嫌だ」と「安心」の体験や言葉がけの仕方を確認してもらいました。また、移動についても「怖い・嫌だ」の体験と「安心」の体験をしてもらいました。階段や段差、路面の変化の知らせ方や知らせるタイミングが違うだけで「ドキドキ感」が違うことに気が付いてもらえたように思います。

小学部A課程 お楽しみ会 「食品サンプル作り」

 12月16日、宮町にある「食品さんぷる畑 仙台教室」で食品サンプル作りを体験しました。「笹かまぼこマグネット」は、樹脂粘土を型に入れて形を整え、アルミホイルを丸めたもので凹凸をつけました。「ミニトースト」は、型に透明樹脂を流し込み、本物そっくりのトーストに、生クリームや果物を配置し、オリジナルのトーストを作りました。さまざまな食品サンプルも触らせていただき、宙に浮いたフォークに絡まるナポリタンや豪華なプリンアラモードに触れ、食品の形や造形の精巧さに感心しきりでした。みんなが自分の手で作った食品サンプルを嬉しそうに持ち帰り、素晴らしい体験をしました。

 

 

 

 

 

 

 

「小学部A課程 秋の遠足」

 11月11日、秋の遠足で、仙台市天文台と感性の森に行きました。天文台では、模型を使って惑星の大きさや距離を学習したり、プラネタリウムで季節の星空についての説明を聞いたりしました。プラネタリウムは、視覚支援学校向けのプログラムを実施していただき、星の位置から聞こえる音や、点図の説明を聞いて詳しく理解しました。昼食後、錦ヶ丘ヒルサイドモールまで歩き、感性の森で木のぬくもりに触れながら楽しく遊びました。最後は、市バスと仙山線に乗って学校まで帰ってきました。頭と体をめいっぱい使い、楽しんでくることができました。

 

 

 

「第46回(令和6年度)全国盲学生点字競技大会」

 11月6日(水)に今年度の点字競技大会が行われました。全国大会は2年に1度、11月1日の「点字の日(日本点字制定記念日)」の近日に開催され、今回で46回となる歴史ある大会です。各学校で実施し、全国の仲間と競い合います。本校からは、小学部2名、中学部1名の参加でした。内容は、点字盤を用いていかに正確かつスピーディーに点字を打てるかの技能を測るもので、「五十音書き(五十音を順番に2分間書き続けるもの)」「転写(手本の通りに2分間書き写すもの)」「聴写(読み上げられる文章をその通りに書き取るもの)」の3種目があります。全選手とも、真剣に挑んでおりました。