学校生活
相談支援センター「校内視覚補助具説明会」
5月31日(金)に本校会議室で補助具説明会を実施しました。視覚障害者情報センターほか4社の御協力をいただき、視覚補助具の展示、実演、体験会を行いました。拡大鏡や拡大読書器、遮光眼鏡、網膜投影カメラ、生活用具、音声や光、振動を手がかりに遊ぶおもちゃなど、小、中、高等部、専攻科の児童、生徒が使い方を視能訓練士さんからのアドバイスもいただきながら体験することができました。
相談支援センター「関係機関・企業対象学校見学会」
6月5日(水)に、教育・行政・福祉・医療・労働の各方面から約40名の方々が来校されました。学校紹介と視覚障害についての説明の後、通覧で校内・寄宿舎を見学していただきました。その後、目を閉じたり、弱視シミュレーションゴーグルを装着しての全盲・弱視体験も行い、見えない・見えにくい状態でも、工夫したり手がかりがあれば、動いたり理解できたりすることを実感していただくことができました。
視覚障害体験の様子
小学部 春の遠足
5月20日、万葉クリエートパークへ春の遠足に行きました。バスで到着したものの、あいにくの雨でそり滑りもアスレチックもできませんでした。代わりに、近くのおおひら館という物産館でお買い物をして、その土地ならではの物を知ることができました。昼食は、大衡村役場の平林会館をお借りし、広いホールの中でシートを敷いて全員で円になって食べました。食べ終えた後、室内をお散歩したり、だるまさんがころんだをしたりして小学部の交流を深めました。雨でしたが、バスの中でのお話や、買い物が楽しい思い出になりました。
小学部 冬山を楽しむ会
2月7日、セントメリースキー場でスキーやそり滑り、雪遊びを楽しんで来ました。「キャー!」と叫びながらそりですべったり、ドキドキしながら慎重にスキーで進んだり、広いスキー場でたくさん活動することができました。「一緒にそりに乗ろう」「雪遊びしよう」と友達と誘い合う姿も見られました。今年で閉業してしまうセントメリースキー場ですが、帰りにはスキー場に向かって「ありがとう!忘れないからね!」とお別れの言葉をかけました。本当に忘れがたい、楽しい思い出となりました。
小学部A課程 クラブ集会 「人間すごろく」
2月7日、クラブ集会で人間すごろくを行いました。フラフープとマットでできたマスを、さいころの目の数だけ進んでいきます。マットの上には指示書が。「もう一度サイコロを振る」で喜んで進むも、その先は「ふりだしに戻る」だったり・・・!ギターのBGMで、進むときは陽気な音楽、戻る時は悲しい音楽が流れました。途中、「児童会の歌を歌う」という指示もあり、すてきな歌声に大きな拍手が送られました。一喜一憂しながらみんなで楽しむことができました。
小学部B課程 秋の遠足 万葉クリエートパーク
令和5年10月3日(火)に小学部B課程の秋の遠足がありました。行き先は、大衡村にある万葉クリエートパークです。天候にも恵まれ、そり滑りとアスレチックを楽しんだあと、みんなで車座になってお弁当を味わいました。
小学部 秋の遠足 塩竈市魚市場おさかなミュージアム~遊覧船~松島蒲鉾本舗
10月13日、秋の遠足に行ってきました。おさかなミュージアムでは、たくさんの種類の魚の模型を触り、普段食べている魚の実際の大きさや形を学ぶことができました。遊覧船に乗り、塩竃から松島へ移動しました。潮風を感じながら島の説明を聞き、松島を海の上から楽しみました。最後に、松島蒲鉾本舗で、ささかまぼこの手作り体験をしました。魚のすり身を竹串につけ、自由にトッピングして焼きました。自分で作ったかまぼこはとてもおいしかったです。充実した1日を過ごすことができました。
進路指導部 令和5年度進路講演会
9月22日(金)中学部・普通科生徒を対象に進路講演会が行われました。
第1部「卒業生対談」卒業生を招き、進路選択時に大切な、自身で決定することの重要さや、現在通学されている大学での学修の様子等をお聞きしました。
第2部「大学における障がい学生支援室の役割と活用」宮城教育大学教育学部特別支援教育教員養成課程准教授三科聡子先生より御講話いただきました。障がい学生支援室の役割をお話いただくとともに、必要な支援について、自分から要請をする必要性をお話いただきました。そのためにも、自分自身のことを日常生活から客観的に理解し、それを分かりやすく他者に伝える、交渉できるスキルを身に付ける大切さも教えていただきました。
点字ブロック啓発活動
9月29日(金)に仙台駅の構内で「点字ブロック啓発活動」を行いました。この行事は視覚支援学校とPTAとの共催で、生徒が作成したメッセージカード入りのポケットティッシュを通行人によびかけ配布しています。今年はPTAの方々にポケットティッシュ2000個にメッセージカードを入れていただきました。
学校からは中学部・高等部の生徒、PTA、教員が参加しました。また、宮城県視覚障害者福祉協会、仙台市視覚障害者福祉協会、日本盲導犬協会の方々からも御協力いただき、一緒に活動に参加していただきました。生徒の中には、最初声を出すことに戸惑いをみせていましたが少しずつ大きな声で呼びかけられるようになり、また袋の中のポケットティッシュがなくなった生徒もいました。なんと1700個近く配布しました。ティッシュを受け取った通行人の方からは、「気を付けますね」「がんばってね」などと温かい言葉も聞かれ、気持ちを込めて書いた生徒のメッセージが、読んだ方の心に届くことを願います。
PTA文化厚生行事「みやもう親子deウォーキング」
令和5年8月30日(水)、PTA文化厚生行事として「みやもう親子deウォーキング」が行われました。歩行訓練士の教員を講師に、誘導に関しての基本的な内容から応用編まで、実践を行いながら学びました。参加した保護者さんからは、「今まで子ども達がうまく動いていたが、話を聞いて、これまでの自分の誘導を反省した」「受ける側になって初めて分かることがあった」などのご感想をいただきました。また、参加した児童・生徒からは、「お母さん達と一緒に経験できて良かった」との感想があり、保護者の皆さんにとっても、児童・生徒にとっても、実りある貴重な機会になりました。