学校生活
令和6年度「高等部専攻科 県庁内マッサージ体験会」
10月22日(火)に、宮城県庁1Fでマッサージ体験会を行いました。今回の体験会は、理療科生徒6名で参加し、普段の授業で磨いている技術を多くの県民の方々に体験していただくことができました。今回の体験会に参加していただいた皆様、体験会の実施にご尽力いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
令和6年度 小学部A課程 蔵王自然の家 宿泊学習
10月3日~4日、宿泊学習に行ってきました。3日は蔵王ハートランドでアイスクリーム作りとヤギの触察をしました。次に、ことりはうすで剥製を触察しながら鳥の説明を聞き、森の材料を使って「くまのマグネット」や「ふくろうの置物」を制作しました。夜はナイトハイクを行い、耳を澄まし夜の森の様子を感じました。4日は、トレッキングコースを歩き、山道の歩行を体験しました。様々な植物にも触れ、葉や木の実を触察しながら探検しました。昼食は、防災学習で「ポリナポリタン」を作って食べました。たくさんの活動を通して自然に親しみ、楽しく活動できました。
令和6年度 創立110周年記念式典・記念講演会
令和6年10月11日(金)、宮城県立視覚支援学校創立110周年 記念式典、並びに第2回PTA文化厚生行事として、記念講演会・ボルダリング体験会が行われました。
記念式典では、多くの方々にご出席いただき、110周年の節目を祝い、更なる発展に向かって前進する式典となりました。
記念講演会では、NPO法人モンキーマジック設立者の小林幸一郎さんを講師に、「見えない壁だって越えられる」をテーマに講演をいただきました。小林さんは、「夢は決めるものではなく、プチチャレンジを重ねた先で出会える。」と語られており、自身の経験から、小さな挑戦の大切さを教えてくださりました。
講演後のボルダリング体験会では、幼児・児童・生徒がホールドを触ったり、登ったりする体験を行いました。挑戦する幼児・児童・生徒と、それに対する「ガンバ!!」の声援で、活気あふれる体験会となりました。小林さんは、「ボルダリングは、自分で目標を決めて挑戦できる。」と述べられており、さっそく、「次は、上まで登ってみたい。」と目標を決める子どもたちの姿がありました。
点字ブロック啓発活動
9月26日(木)に仙台駅構内で「点字ブロック啓発活動」を行いました。
この行事は視覚支援学校とPTAとの共催で行っています。生徒が作成したメッセージカード入りのポケットティッシュを通行人に呼びかけながら配布しています。
学校からは中学部・高等部の生徒、PTA、教員が参加しました。また、宮城県視覚障害者福祉協会、仙台市視覚障害者福祉協会、日本盲導犬協会の方々からも御協力いただきました。生徒たちは初め、声を出すことに戸惑う様子がありましたが、ポケットティッシュを受け取ってもらえたことが自信となり、少しずつ大きな声で「視覚支援学校です。ご協力お願いします。」「点字ブロックの上に物を置かないでください。」と呼び掛ける姿が見られ、約1000個のポケットティッシュを全て配ることができました。ティッシュを受け取った通行人の方からは、「ありがとう。」「がんばってね。」などと温かい言葉も聞かれました。気持ちを込めて書いた生徒のメッセージが、読んだ方の心に届くことを願います。
小学部B課程 秋の遠足 ベニーランド
10月1日(火)、晴天に恵まれ、ベニーランドに行ってきました。行きはJR仙山線と地下鉄東西線を利用し、公共交通機関を乗り継いで行ってきました。暑いくらいの気候の中、どの乗り物に乗るか友達と相談して決めながら、たくさんの乗り物に乗ってきました。お昼は、おいしい手作り弁当を食べて帰ってきました。「また、遊園地に行きたい。」という声がたくさん聞こえてきました。
相談支援センター 弱視学級等交流会
9月28日(土)に本校体育館にて弱視学級等交流会を実施しました。県内各地の小中学校や本校の児童・生徒9名が参加しました。年に1回、実施している弱視学級等交流会では、視覚障がいスポーツをとおして、仲間と一緒に体を動かし楽しむことを目的にしております。今年はパラリンピックの正式種目でもあるゴールボールを、交流会特別ルールバージョンで行いました。参加児童・生徒の一人一人に本校教員が付き、準備体操やランニング、攻める、守る(捕る)といった動きを練習し、3チーム総当たり戦でのゲームを行いました。ゲーム終了後の感想発表ではすっかり緊張がほぐれ「はじめてのゴールボールは楽しく体験できた。」「また来年も参加したい。」など、笑顔の感想が多くありました。すっきりとした秋晴れの日に、スポーツを楽しむことができた交流会でした。
高等部専攻科 理療科職場見学実習
9月30日、理療科と保健理療科の3年生が職場見学実習を行いました。今年度は、本校卒業生で松島町で開業しておられる先輩の治療院を訪問し、治療院経営についてのお話を聞くだけではなく、実際に使用している鍼やお灸を体験することができました。質疑応答の時間では、生徒から積極的な質問があり、地域に根差した訪問治療や電子決済の活用状況など、幅広いお話を伺うことができました。
幼稚部 校外保育
9月26日は聴覚支援学校の園庭に校外保育に出かけました。視覚支援学校には校舎建て替えのために園庭がないので、聴覚支援学校の自然いっぱいの園庭と遊具に子ども達は大喜び。乗りやすいブランコを全員一緒に楽しむことができました。聴覚支援学校の幼稚部のお友達も園庭に出てきたので、手と手でタッチしてあいさつしたり、手話を触って自己紹介し合ったりして仲良くなりました。園庭で見つけた大きななすや蝉の抜け殻を持ってきては優しく見せてくれたり、一緒に砂場で遊んだり、自然に交流することができました。また機会があったら遊びに行って、もっともっと仲良くなりたいですね。
幼稚部 七夕会
幼稚部では毎年恒例となった「七夕会」。会の前にビニールテープの天の川に触れながら、おりひめとひこぼしのお話を聞き、七夕のことが少し分かった子ども達です。プレイルームの笹竹に、自分たちで作った飾りや願い事を書いた短冊を飾りつけていると、だんだん空は暗くなりミラーボールの星空が広がりました。しばらく光の世界を楽しんだ後、甚兵衛を着た子ども達は、「こども音頭」を踊りました。「ひじポン、ひじポン」「パンパン、シャー」などと、幼稚部では踊る時には、動きの説明もリズムに合わせて声があがるので、みんなとても上手に踊るようになります。楽しくて楽しくて何度も繰り返し踊りました。最後にかき氷屋さんが登場し、好きな味を選んで食べ、みんな大喜び!今年も楽しい七夕会となりました。
幼稚部 足裏探検
幼稚部前の廊下で「足裏探検」をして遊びました。ぼこぼこ、つるつる、ぷちぷち、がしゃがしゃ…いろいろな素材のものを床に敷いて、その上を足裏で感じながら歩いて探検しました。不思議な感覚のものを踏むと、「あれ、なんだろう?」と手で触って確かめる様子も見られました。小学部のお兄さんお姉さんも途中から加わり、小学生らしく感触を何かにたとえて言葉で表現する様子はさすがでした。
小学部A課程お楽しみ会「実習生の先生と仲良くなろう」
8月28日にお楽しみ会を開催しました。子どもたちの意見をもとに、3つの活動を行いました。①「あいさつジャンケン」ジャンケンで勝つとカードがもらえます。②「食べ物ビンゴ」好きな食べ物を書いたマスでビンゴを楽しみました。③「ステレオゲーム」みんなで1文字ずつ発声し、その音を組み合わせて正しい言葉を当てました。最後には、暗算や早口言葉に挑戦し、氷水で冷えたラムネをゲットしました。友達や実習生と協力して、楽しい時間を過ごしました。
高等部専攻科 理療科オンライン交流
7月10日の放課後に、本校理療科と福島県立視覚支援学校との間でオンライン交流が行われました。本校からは、専攻科保健理療科に在籍する2名の生徒が参加しました。
交流では、先日行われた東北文化・体育大会や東北フロアバレーボール大会の思い出話や、苦手科目の克服法や実技科目でのモチベーションの挙げ方等、多岐にわたるテーマで話し合いが行われました。生徒からは、普段の学校生活とは違った交流を楽しく行うことができた、との感想がありました。
今後もこのような活動を通じて、多様な学びの場・活動の場を作っていきたいと考えています。
中学部B課程 校外学習【仙台空港へ行こう!!】
6月21日(金)、仙台空港に行ってきました。空港の屋上で、離着陸する飛行機の「ゴォ-」という迫力のある音を聞いたり、空港内の飛行機が見えるレストランで、食事をしたりとみんなと一緒に楽しく活動することができました。帰りは、仙台空港アクセス線に乗りました。友達と空港での出来事を振り返ったり、緊張した表情で乗車していたり、やりきったという表情をしていたりと、普段の学校生活では見られない姿をたくさん見ることができました。
小学部 げんきっこ運動会
6月24日(水)、体育館でげんきっこ運動会が行われました。玉入れやつなひきで真剣に勝負したり、二人三脚や大玉転がし、障害物リレーなどで家族と一緒に楽しく競技したりしました。表現「エイサーメドレー」では、太鼓とバチを持ち、沖縄の伝統的な踊りに挑戦しました。音楽をよく聴き、これまで一生懸命に練習した成果を出す姿はとても感動的でした。最後には参加者全員でマイムマイムを仲良く踊り、大成功の運動会となりました。
小学部 修学旅行
6月13日に、小学部6年生3人が盛岡方面に修学旅行に行きました。新幹線の振動を感じたり、話をしたりしながら、39分であっという間に盛岡に到着しました。盛岡文化ホールでは、パイプオルガンの演奏を聴いた後、パイプオルガンの説明を聞いたり、触らせてもらったりしました。1泊した児童は、「手で見る博物館」ではく製などの触察を楽しみました。つなぎ温泉で1泊し、次の日は、小岩井農場での活動を満喫しました。二日とも天気にも恵まれ、楽しい思い出ができました。
幼稚部 親子遠足
6月11日は毎年恒例の親子遠足でした。気持ちのよい青空のもと、バスでにぎやかに七北田公園にでかけました。幼稚部4名の子ども達は、お母さんと一緒のお出かけに、とてもうれしそうです。公園で子ども達は先生やお母さんと一緒に大きなローラー滑り台を何度も滑ったり、ブランコやシーソーで友達と一緒に楽しんだりしました。学校には小さな簡易ブランコしかないので、長いロープのブランコは魅力的です。自分なりに工夫して揺らして楽しんでいました。お昼は、大きなシートにみんなで座ってお弁当を食べました。たくさん体を動かした後のお母さん手作りのお弁当は格別です。とても暑い日でしたが、木陰に吹き抜ける涼しい風を受けながら、食事も会話も進みました。お母さん達は、家族でのお出かけとは、また違ったがんばるお子さんの姿を見ることができたようでした。子ども達も大満足!大成功の親子遠足でした。
相談支援センター「校内視覚補助具説明会」
5月31日(金)に本校会議室で補助具説明会を実施しました。視覚障害者情報センターほか4社の御協力をいただき、視覚補助具の展示、実演、体験会を行いました。拡大鏡や拡大読書器、遮光眼鏡、網膜投影カメラ、生活用具、音声や光、振動を手がかりに遊ぶおもちゃなど、小、中、高等部、専攻科の児童、生徒が使い方を視能訓練士さんからのアドバイスもいただきながら体験することができました。
相談支援センター「関係機関・企業対象学校見学会」
6月5日(水)に、教育・行政・福祉・医療・労働の各方面から約40名の方々が来校されました。学校紹介と視覚障害についての説明の後、通覧で校内・寄宿舎を見学していただきました。その後、目を閉じたり、弱視シミュレーションゴーグルを装着しての全盲・弱視体験も行い、見えない・見えにくい状態でも、工夫したり手がかりがあれば、動いたり理解できたりすることを実感していただくことができました。
視覚障害体験の様子
小学部 春の遠足
5月20日、万葉クリエートパークへ春の遠足に行きました。バスで到着したものの、あいにくの雨でそり滑りもアスレチックもできませんでした。代わりに、近くのおおひら館という物産館でお買い物をして、その土地ならではの物を知ることができました。昼食は、大衡村役場の平林会館をお借りし、広いホールの中でシートを敷いて全員で円になって食べました。食べ終えた後、室内をお散歩したり、だるまさんがころんだをしたりして小学部の交流を深めました。雨でしたが、バスの中でのお話や、買い物が楽しい思い出になりました。
小学部 冬山を楽しむ会
2月7日、セントメリースキー場でスキーやそり滑り、雪遊びを楽しんで来ました。「キャー!」と叫びながらそりですべったり、ドキドキしながら慎重にスキーで進んだり、広いスキー場でたくさん活動することができました。「一緒にそりに乗ろう」「雪遊びしよう」と友達と誘い合う姿も見られました。今年で閉業してしまうセントメリースキー場ですが、帰りにはスキー場に向かって「ありがとう!忘れないからね!」とお別れの言葉をかけました。本当に忘れがたい、楽しい思い出となりました。